2013年7月15日月曜日

俺達、今日風立ちぬ

こんばんは!

今日は連休らしい事をしようと、所沢航空発祥記念館へお出かけしました。

展示されている機種もまま知れてるし・・・どーかなぁと思っていたのですが、

いざ館内へ入ってみると

「めっちゃはしゃいだ!」

日本の航空史は所沢から始まっているのね、という事を実感出来たのと、軍用ヘリの
キャビンとか

小型民間機のコックピットに座れるのは、男として感動しました。

はしゃぐよ~♥
陸上自衛隊のH-19。
これから行かれる方もいらっしゃると思いますので写真少な目で。。。
シコルスキーH-19、
可愛いなと思っていたのですが理由は機種に大径の空冷星形エンジンがっ!!!
キャビンから見た上部コクピットです。こんな狭い空間で操縦したくありません。右上は座席。
中央上の棒状の物はレバー。計器盤、フットペダルが見えます。ドキドキ(;O;)

ノースアメリカンT6Gとはしゃぐ彼女さん

そしてお目当てのゼロ戦52型。オリジナルの栄エンジンで飛行出来る世界唯一の機体。
そのうちアメリカに帰っちゃうからその前に見ておきたかった・・・・!!
いつか32/1プラモを作る時の為に、全てを隅々を記録しましたが、
前述の通り簡潔に。。

ホントに美しい戦闘機です。流麗な機体と52型ならではの
長い99式2号20ミリ機関銃の銃身の格好良さが堪りません。
左下に置いて有るのが2号20mm機銃。機銃という名では有りますが世界的には機関砲と呼ばれる物で炸裂砲弾を使用します。52型では弾数も増えています。
 
補助翼を操作する動策。こういう所が「生きている」のが、他博物館で展示されている機体との
差だと思った!
機首の下の床に敷いているトレイには、オイルが溜ってて(笑)配管から垂れるみたいです。
栄エンジンの排気管とカウルフラップのオープン。涙が出ます。
7.7mm機銃の排莢孔、見えますか?涙がでます!
コックピット。軽量化で穴開けられた座席。高性能の元ですが防弾性能が心許なかったという。
照準器、見えますか?(T_T)
20mm機関砲。このゼロ戦はマジで見なきゃ損でっせ!!
エンジン始動とタキシング会は予約抽選だったっけ?それはおっくうですけど。
是非とも飛ぶ姿を生で見てみたいもんです。


で、別途展示されていたゼロ戦で初めて国産戦闘機に搭載された光像投射式照準器、
(いわゆるHUD ・ヘッドアップディスプレイです。)
九八式射爆照準器。真正面から窓を除くと現れるレティクル。照星保護の為にLEDを当てている
らしく、当時はもっと強力な光照射ではっきりと見えたそうな。
グラマンF4Fを一機撃墜しました。LEDでも見やすいし!!イオテックもかなわんか・・!!?

その前世代型
望遠鏡式の照準器です。97式艦戦に装備されていたもの。これは片目つぶって除きこまないと
グリットとレティクルが見えなかった。これは空戦時は無理!カンで撃たなアカンと感じたです。

一式戦とか99艦爆とかもこれだったのかな・・・?
覗くと97式艦戦が。転がっていたのでグリッドが斜めになっています。

日本人が一生懸命、メッサーシュミットBf109のベンツの液冷エンジンをコピーしようと
頑張って作った3式戦「飛燕」用のエンジン。排気管がかろうじて2本残っています。

液冷ってちっさいんだね~。(T_T)

陸自のヒューイ。
OH-6 リトルバード。ちっせ!!これに乗るのは不安です。
 航空公園のC-46です。あまりのごんぶとさに感激。エンジンも
P&W /R-2800「ダブルワスプ」なのでP-47サンダーボルトと同じです。
エンジンだけ見るとサンダーボルトが目に浮かびます。
それすら、ごんぶとです。

航空公園の記念館前。多分そうかなと思ったけどやはり、元・滑走路でした。
この空をかつての航空史創始者達が舞っていたかと思うと灌漑深かったです。

所沢、緑が多くて綺麗で、好きになりました♪楽しい夏の思い出になりました。