2015年4月10日金曜日

ライフル上の箱


最近の鉄砲の上に乗っかってる四角いの何?て疑問を
ぶつけられたので、どの四角?て聞いたら
Eotechの事だったぽいので説明するので、
ミリオタの人は見ないで下さい。。



このスクエアな形状の物を覗くと、

日立のマークみたいのが出てきて(懐かしい)
これね

鉄の照星と照門を合わせて狙うのが、鉄砲の照準の基本だけど、

ここ20年近くはこういった光点で狙うサイトが多いのだ。アイアンサイトより、
見やすくて素早い照準が可能だから。
電池長持ちするのが多い、軍用だから。

ライフル用光学照準器の中では、電力使わない、放射性物質でずっと光ってる物質を
閉じ込めている物もある。

もちろん鉄の照星と照門は今でもちゃんと有るが、最近は折りたたんで、光学照準器が
故障、破損した際に引き起こして使うバックアップサイトとして使用しているのが
ポピュラー。


こいつの基本構造は戦闘機のHUD(ヘッドアップディスプレイ)と原理的には一緒。
昔私撮った写真!旧軍の射爆照準器。

まぁこいつもほぼ同じ原理。下からレティクルを照射して、偏光して接眼レンズに投影する。

Eotechシリーズは基本的に等倍ですので、ブースター/マグニファイアというアイテムを
使うことで、倍率をUPする事が出来る。
タンデムでライフルの上に乗せ、等倍で使用する時は上の図の様にマグニファイアを
右側に倒しオフセットする。倍率をUPするときは、スチャっとレンズを重ねます。

一番手前で倒れているのがアイアンサイト。

一時期、ガンマニアの間ではブースターの欠点としてドットまで倍にしちゃうから、
ドット自体に標的が隠れて狙えなくなる事が挙げられ、
廃れるとまで書いてあった雑誌も有ったが、今でも全然使ってて新型がどんどん出てる。

判った~?